諦めるには値しない
真山「今日はいらないです。
せっかく作ってくれたのにすみません。」
冴子「謝る事ないじゃない。
私が勝手に作っただけなんだから。
学校はどう?楽しい?」
真山「ええ、まあ。」
冴子さんは本当にいい母親だと思う。
昴にはもったいないくらいの母親だ。
俺も冴子さんのような母親がいたら
過去から立ち直る事が出来ただろうか。
冴子「うちのバカ息子が
また迷惑かけてるんじゃない?」
真山「そんな事ないですよ。
大人しくやってる方だと思います。
それに、俺はもう慣れましたから。」