諦めるには値しない
うちの母ちゃんはキレるとやべぇ。
聞いた話によると
元レディースの総長らしい。
冴子「あんたはまた俺たちの事に
口出すなとか言うんだろうけど
真山くんは小さい頃から一緒にいた
友達でしょ!もっとちゃんと
寄り添ってあげなさい!」
昴「分かったよ、分かったから!
あんま怒んなって、な?」
冴子「分かったんなら行ってよし!」
何とか母ちゃんの怒りから逃げ切った
俺は部屋のドアを閉め、今日の
真山の姿を思い出した。