諦めるには値しない

真山「俺の事なんて
待っとらんでよかろうが。」

庄司「真山さんまで?何で?」

珀斗「さぁ。」

昴「俺はしつこいけぇ
それはお前がよく知っとんじゃろ?」

真山「俺は頑固じゃけぇ
それはお前が一番知っとんじゃろ?」

昴「お前は俺が困っとったら
助けてくれるけぇ。
俺はお前にバスケ部に
入ってもらわんと困る。」

そんな芹沢くんの言葉に
耳を傾ける事もせず
真山くんはやっぱり一度もこちらを
振り返らずに公園を出て行った。
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