諦めるには値しない

昴「真山は、人の輪に交わらねぇ奴だった。
学校でも施設でもいつも1人で過ごしてた。
でも、ある日、真山にもようやく親友と
呼べる奴が出来たんだ。名前は吾妻 寿人。」

珀斗「吾妻?聞いた事ねぇな。」

昴「寿人はどちらかと言うと
目立たない人間だった。
クズどもにカツアゲされては
泣いてを繰り返しそんな寿人を
真山は放っておけなかった。
やられた分はやり返す。
真山にそう言われた寿人は
真山と2人で復讐を始めたんだ。」

庄司「復讐ですか?」

昴「あいつはカツアゲの常習犯だ。
復讐で始めたカツアゲは中学にあがると
どんどんとエスカレートしていった。
初めは、やられた奴だけを相手にしてたが
いつの間にか見境なく人から
金を巻き上げ始めた。多分、高杉が
被害に遭ったのはその時だ。
あいつにはそんな過去がある。
どうだ?あいつの事、軽蔑したか?」
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