諦めるには値しない

陶太「女子バスケ部とバドミントン部は
全国大会の常連校ですから
僕たちが邪魔する訳にはいかないんです。」

珀斗「何で?」

陶太「僕たちは予選大会ですら
一度も勝った事のない弱小部ですから。」

日向くんはさほど興味もなさそうに
ふーんと呟くと携帯を眺め始める。

昴「だから何なんだよ。」

陶太「え?」
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