諦めるには値しない

陶太「でも、それって真山くんのせい
じゃないですよね?
リンチしてきた人たちが悪いんじゃ‥。」

昴「ああ、そうだ。」

陶太「だったら、何で
真山くんが責任を感じるの?」

珀斗「自分がやり始めた事だからだよ。」

陶太「え?」

珀斗「カツアゲを提案した自分は
何の傷も負わなくて
それに乗っかった方が傷を負えば
誰だって自分を責めるでしょ。
俺が言い出したからあいつは‥ってさ。」

高杉「自業自得だよ。
悪い事をしたからいけないんだ。
そんな事で真山くんの罪が
軽くなるとは思えない。
さっきは勢いに任せて芹沢くんに
任せるって言ったけど、やっぱり
僕は真山くんの事を許せないと思う。
悪いけど、僕はもう帰るよ。」
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