諦めるには値しない

でも、誰も俺の事を殺してくれねぇ。
恨まれるだけ恨まれて
許さないなんて口では言いながら
誰も俺の命を奪わない。

いっその事俺を恨んでる奴が
刺し殺しに来てくれたら
俺はその人間を抱きしめてやるのに。
その心臓をくれてやるのに。

高杉「待ってよ!真山くん。
後悔してるならここに居てよ。
僕はこれからも真山くんを
許す事は出来ないと思う。
一生、憎み続けると思う。
その憎みを忘れてしまわないために
僕のそばにいてくれないか?」

何で、俺の周りの奴らは皆
どうしようもない俺の事を
許してしまうんだろう。
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