諦めるには値しない

昴「迷惑か迷惑じゃないかは
お前が決める事じゃねぇ。」

真山「え?」

昴「俺がてめぇにの口から
聞きたい言葉はそんな言葉じゃない。
お前はバスケがしたいのか
したくねぇのかって聞いてるんだよ。」

真山は膝から崩れ落ち
瞳に溜めた涙を一粒流した。

真山「してぇよ。
俺もバスケしてぇ。」

昴「だったらやりゃあいいんだよ。」

高杉「思う事は色々あるけど
僕も皆も腹をくくったんです。
そろそろ真山くんも
腹をくくったらどうですか?
僕たちとやろう。一緒に!」

陶太「そうだよ、真山くん。
バスケ部に入ってよ!」

昴「よし。これで全員揃ったな。」
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