諦めるには値しない
陶太「揃ったって?」
昴「お前、本当に何にも知らねぇんだな。
森ノ西中ポイントガード 日向 珀斗。
月島中センター 真山 龍太郎。
俺たち3人が揃えば最強だ。」
陶太「もしかして‥あの、御三家?」
昴「ああ。」
珀斗「つっても、一度も3人で
プレーした事はないけどな。」
昴「だから、お前はいちいち
余計な事言うなよ。」
全員が安堵した。これでひと段落ついた。
そう思った。でも、俺たちは根本的な事を
忘れていた。何故、あの時、真山が
やってもねぇ罪を認めたのか
その裏側に隠された真実を知らなかった。