諦めるには値しない
~珀斗side~
正直、信じられなかった。
あの佑樹がそんな事するはずない!
でも、一度裏切られた事によって
目の前にいる真山や昴や庄司や
バスケの連中よりも佑樹の事を
信頼する事は出来なくなっていた。
珀斗「真山、場所は?」
真山「本当にそれでいいのか?
あいつはてめぇのダチだろ?」
珀斗「そんな事言ってる場合かよ!
吾妻はお前のダチだろ?」
真山「この3日間必死になって
探し回ったけど場所は分からない。
俺は河東の居場所を見つけられなかった。」
昴「珀斗、心当たりはねぇのか?」