諦めるには値しない

昴「結局、お前に会う勇気がなくて
逃げ帰ってたみたいだけどな。」

寿人「そうなのか?」

真山は照れ臭そうに頭を
掻きながらうるせぇよと言った。

寿人「いい仲間だな。
ちょっと妬けるわ。」

昴「お前も仲間だ。寿人。」

寿人「え?」

昴「怪我に負けねぇお前も
俺たちと共に戦う仲間だ。
真山の事は俺に任せろ。
ぜってぇに代々木体育館に
行くからよ、それまで
てめぇも頑張れよ。
真山の戦う姿ちゃんと見てやれよ。」

寿人「当たり前でしょ。
俺が見なくて誰が見るの?」

昴「だな。」

寿人「芹沢、ありがとう。」

昴「ああ。」
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