諦めるには値しない

冴子「花束作る間
よかったらお話しない?」

庄司「もちろんです!!」

昴にぃの母ちゃんは
コーヒーを淹れてくれた。

冴子「大変でしょう。
あの子の相手するの。」

庄司「いえ、昴にぃは
俺の憧れっすから!」

冴子「憧れ?あんな奴の
どこに憧れてるの?」

庄司「強くてかっこよくて
仲間の事は絶対に信じる。
俺もいつか昴にぃみたいになりたいっす!
昴にぃがバスケ部に入ってから
バスケ部も雰囲気変わったっつーか。」

冴子「喧嘩に飽きたかと思えば
思い出したようにまたバスケ始めて。
本当、何考えんのかしら。
また、迷惑かけてるんじゃない?」

庄司「迷惑なんてとんでもない!
昴にぃが入ってから
バスケ部は一つにまとまったつーか
バスケもめちゃくちゃ上手いし
やっぱり昴にぃは人の上に立つ
才能があるんすね!」
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