諦めるには値しない

珀斗「勝負はフェアじゃないとね?
そっちだけ武器持ってくるのは
反則なんじゃない?」

時任「てめぇ!!」

口程にもない奴らだった。
全員を叩きのめすと
時任は一目散に逃げて行く。

血が飛び散り鉄パイプが散乱し
血だらけのバスケットボールが
転がっていた。

喧嘩の後のその光景は
いつも俺を不快な気分にさせる。

昴「つまんねぇな。」

珀斗「そう?俺は割と
楽しかったけど。」
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