諦めるには値しない

部室を出た俺を真山が追いかけてくる。

真山「このまま放っておいていいのか?」

昴「何がだよ?」

真山「庄司の事だ。」

昴「あいつには守るべき家族がいるからよ
俺らがどうこう言う問題じゃねぇだろ。
庄司が大切にしたいもんは
ハナっから決まってる。
庄司が決めた事に文句はねぇ。」

真山「相当な金が必要らしいぞ。」

昴「金?」
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