諦めるには値しない

真山「庄司の事じゃない。」

陶太「え?」

真山「あいつが怒ってるのは
庄司が抜けた事に対してじゃない。
庄司がバスケを諦めてでも
家族を守ろうとしてる事に対してだ。」

陶太「どうして、それで怒るの?」

真山「あいつはさ‥」

珀斗「真山!‥それ以上は
言わない方がいい。
そんな事言ったら、また昴との
関係が悪くなるだろ。」

なるほど。日向は知ってるのか。
それなら尚更、都合がいい。

真山「あいつは本当の
母親を知らないんだ。」
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