諦めるには値しない

~陶太side~


いつものように南校舎の裏庭へ
行くと悲惨な光景が広がっていた。

血だらけのバスケットボールが
転がり、そこら中に
鉄パイプが落ちていた。

庄司「何で2人で片付けちゃうんですか?
俺の事も誘って下さいよ。」

昴「あんな奴ら
お前がいなくても楽勝だ。」

そこには血のついた手で
タバコを吸いながら
笑い合う芹沢くん達がいた。
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