諦めるには値しない
珀斗「庄司ってガッツだけで
生きてるような奴だからな。
やると決めたからには最後まで
バスケ続けたいんだろうなって
俺もちゃんと分かってたよ。
バスケなんてどうでもいいって
言葉が嘘だって事もさ。
でも、昴の言う通り庄司の家の事は
庄司にしか分からない事だから。
仕方ない事なのかもなとも思った。」
陶太「僕たちで助けよう。
庄司くんの事を。」
高杉「ああ、そうだな。」
藤野「力になれないかもしれないけど
僕にも協力させてよ、真山くん。」
ああ、やっぱり昴の友達だなって思った。
クールぶってるけど根は熱い。
真山はそうゆう奴なんだ。
仲間を想う気持ちは俺らと同じなんだ。
俺はもう真山の事を苦手だなんて
思わなくなっていた。