諦めるには値しない
真山「本当にいいのか?
それはお前が稼いだ金だろ?
欲しいもん買ったり
女に使ったりしなくていいのか?」
珀斗「こんな薄汚ねぇ金
みっともなくて使えるかよ。
大体、言い出したのはお前だろ?
その時から全額くれてやるって
決めてたんだ。庄司のために
使ってやるのが一番報われんだよ。」
真山くんは日向くんに頭を下げた。
自分の事でもないのに
仲間のために頭を下げる
真山くんがいつかの芹沢くんみたいで
かっこいいなって思った。
珀斗「45万か。これだけあれば
人の命って救えんのかな?」