諦めるには値しない

喧嘩していても、例えこの場所に
いなくても想いは繋がっている。
日向くんはいつだって
芹沢くんの事を考えている。

珀斗「真山、頼んだ。」

真山「は?」

珀斗「庄司に届けてこい!」

真山「いや、これは日向が届けろよ。
お前が一番多く出してるんだ。
俺たちの気持ちをお前が
庄司に届けてやってくれ。
ただ、一つだけ頼みがある。」

珀斗「何?」

真山「昴と一緒に届けてくれ。」

珀斗「言われなくても
そうするっつーの!」

その気持ちは真山くんも同じで
芹沢くんの事を信じてるから
芹沢くんが欠かす事の出来ない
仲間だから笑ってるんだ。
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