諦めるには値しない

珀斗「真山から聞いた。
庄司の事とか色々。」

昴「そう。」

珀斗「皆、力になってくれたよ。
庄司と知り合ってまだ2ヶ月たらずの
連中が、バスケの練習ほったらかして
バイトして金集めてくれたんだよ。」

昴「そう。」

珀斗「誰かさんの暑苦しさに
感化されちまったのかもな。
口を開けば仲間仲間って
バカのひとつ覚えみたいにさ。」

昴「それで、お前は何しに来た?」

珀斗「お前はそれでいいのか?」

昴「はぁ?」
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