諦めるには値しない
珀斗「獄龍会に金返そうと思って
事務所に行ったんだけど
全員パクられちまってて
結局、返す場所なくてさ。
薄汚ぇけど金は金だろ?」
庄司「でも、あの金は珀斗さんが...」
昴「こいつのやった事は
許される事じゃねぇけどよ
こいつの罪を人助けで
チャラにしてやってくれよ。」
庄司「...あんな大金
受け取れませんよ。」
昴「困ってる事があるならよ
たまには俺らに言えよ。
俺らは金持ちでもねぇし
お前を助けられる事なんて
ほとんどねぇけど
大切なものを必死に守るお前の
支えくらいにはなれるだろ?」
何も話してないのに俺のために
ここまでしてくれた2人に
頭が上がらなかった。