諦めるには値しない

いくら待ってもこの部室に
僕たち以外の人間が来る事はない。

正式なバスケ部員は
僕と高杉の2人だけだ。
サッカー部と兼部している
長谷川、川瀬、藤野は
公式試合の時にだけやってくる。

高杉「今日の練習どうする?
渡り廊下はもう使えないんだろ?」

陶太「いい場所を見つけたんだ。」

高杉「いい場所って?」

陶太「あそこならきっと
誰にも邪魔されずに練習が出来る。」
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