諦めるには値しない
疑惑の転校生
~庄司side~
バスケ部の部室が荒らされた
翌日、転校生がやってきた。
担任「転校生を紹介します。
不動 昌紀くんだ。」
不動「不動です。」
担任「皆、今日からよろしくな。
よし、不動。庄司の隣に座れ。」
不動「はい。」
担任「では、今日は65ページから
始めます。はい、教科書開いて!」
そいつはオレンジ色の頭をしていた。
歩き方、体格、その全てが
昨日の逃げ去って行った人物を
思い出させた。
昴にぃ達に早く伝えねぇと。