諦めるには値しない

~陶太side~


遅れてやってきた
高杉と藤野は部室に入るなり
落書きを見てため息をついた。

ーガチャ

真山「昴、分かったぞ。
不動が何故うちの学校へ
転校してきたのか。」

真山くんは入ってくるなり
芹沢くんの座るソファに腰掛けた。

藤野「どうしてですか?」

真山「去年の全国大会の決勝戦前日。
あいつは警察の世話になったらしい。
相手チームの選手を階段から
突き落としたんだとよ。」
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