諦めるには値しない

北山先生は目を逸らす。
僕たちはただバスケを
したいだけだけなのに
どうして、いつもいつも
邪魔ばかりされるんだろう。

不動「グダグタ言ってないで
始めてもらえませんか?
もしかして、俺らに勝つ自信が
ないんじゃないですか?」

珀斗「そんな訳ねぇだろ!
てめぇなんか潰しやるよ!」

最初から不動くんの事を
気に入ってない日向くんが
怒り混じりにドリブルを始めると
その挑発に乗った芹沢くんと
真山くんも位置につく。

突然始まった試合だったけど
不動くんは本当に上手かった。
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