諦めるには値しない
父「お前も桃員高校バスケ部の
一員になりなさい。」
不動「‥え?」
父「最低の試合だった。
でも、私はお前があんな風に
イキイキとプレーする姿を初めて見たよ。
仲間にボールを回しミスをフォローする。
バスケが好きで好きで堪らない。
楽しそうに伸び伸びとプレーする
お前の表情を私は知らなかった。
北山先生‥でしたかな?」
北山「はい!」
父「息子の事をよろしくお願いします。
まだまだ、未熟な奴ですが
厳しくご指導下さい。」
北山「承知致しました。」
不動「お父様‥。」
父「昌紀。いい仲間を持ったな。」
不動「はい!!」
素直に羨ましかった。
認めてくれる家族がいる
不動の事が羨ましかった。