諦めるには値しない
昴「だったら、こいつ等に
体育館の半分使わせてやれよ。」
松葉「何言ってるの?」
芹沢くんは松葉先生を睨みつける。
昴「てめぇに譲れねぇものがある様に
こいつにだって譲れねぇものがあるんだよ。
確かにこいつは小せぇ細せぇしで
バスケには向いてねぇ。おまけに
根性なしで、てめぇの言う通り
弱い男だよ。でも、どれだけ周りに
バカにされても体育館が使えなくても
バスケがこいつの全てなんだよ!
いつか全国大会に出てぇって
夢がこいつにはあるんだよ!
てめぇ等教師がこいつの夢を応援しないで
どうすんだよ!!まだ未熟な半端もんを
切り捨てるようなマネしてんじゃねぇ!」