諦めるには値しない

真山「昨日まで怪我人だったからこそ
俺はコソ練なんてダセェ事してんだよ。」

昴「は?」

真山「何だよ、昨日の試合。
俺に偉そうな事言ったくせに
ボロ負けしやがって。
俺がいなきゃ全然ダメじゃねぇか。
休んでた分、俺は取り戻さなきゃなんねぇ。
だから、わざわざこんな
ダセェ事してんだろうが!」

真山の投げたボールはバウンドし
俺の足元に転がってくる。
俺はそれを真山に投げ返した。

昴「思い上がるな!
てめぇ1人入ったくれぇで
何が変わるって言うんだよ!」

真山「思い上がってねぇよ!」

昴「だったら何だよ?
いいか?俺らは皆で強くなるんだ!
バスケは1人じゃ出来ねぇぞ!」

真山は微笑むと綺麗な
フォームで3ポイントシュートを打つ。
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