諦めるには値しない

昴「てめぇはいつだって
俺らを守ってくれたじゃねぇか。
俺が校長の所に殴り込みに行った時も
サッカー部と揉めた時も
真山が警察の世話になった時も
不動の時も俺らを守ってくれた。
てめぇは桃員高校男子
バスケ部の顧問だろ!!!
てめぇは9人の仲間なんだよ!」

芹沢くんは本当に凄いな。
どうしてこんなにも人の心に
響く言葉を言えてしまうんだろうか。

珀斗「言っとくけど
昴はしつこいからね?」

北山「覚悟は出来てるのか?」

昴「あたりめーだろ。」

北山「中途半端は許さない。
やるからには徹底的にだ。」

昴「上等だよ。てめぇの本気。
受け止めてやるよ。」

北山先生と芹沢くんは
睨み合いながら笑った。
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