諦めるには値しない

昴「そんな言い訳聞きたかねぇよ。
てめぇの人生がどうだろうと
てめぇは今ここにいる。
それは変えられねぇんだ。」

陶太「お願いだから
もう僕たちに関わらないでよ。」

体育館を出ると珀斗が
少し笑いながら尋ねた。

珀斗「どうしたの?昴。
マジになっちゃって。」

昴「珀斗。詫びっつーのはな
ああやってするもんなんだよ。」

珀斗「相変わらず熱いねぇ。お前は。」

俺たちはそのまま街へ繰り出し
いつものように夜中まで遊んだ。
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