諦めるには値しない

~昴side~


練習も終わり皆が続々と
部室から出て行く中
真山だけはなかなか帰らなかった。

真山「ここに泊まるのか?」

昴「何言ってんだよ。
てめぇこそ帰らねぇのかよ?」

真山「話くらいちゃんと
聞いてやったらどうだ?」

昴「何の話だよ。」

真山「お前が混乱する気持ちも分かる。
今更、本当の母親だって
言われたって受け入れられないよな。」

昴「何でお前が知ってんだよ。」

真山「冴子さんから聞いた。」
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