諦めるには値しない

父「お前も、もう2年生だ。
将来の事についてちゃんと考えなさい。
いくらお前が一生懸命に部活を
続けたってプロになれる訳でもない。
それなら、もっと利口に生きた方が
いいんじゃないかと私は思うんだ。」

陶太「それは僕にバスケを
辞めろという事ですか?」

父「単刀直入に言うとそうゆう事だ。
夏期講習にも申し込んでおいた。
今年の夏からは勉強一筋になって
いい大学に入りなさい。」

陶太「勝手に決めないで下さいよ。
勉強もします!でも僕は...
バスケを辞めるつもりはありません。」

父「聞いたよ。最近、お前
不良と連んでるそうじゃないか。
そんな人間と関わって
将来にキズがついたらどうする?」

陶太「芹沢くん達は不良じゃない!
彼らは僕の仲間です。
とにかく僕は絶対に辞めませんから!」
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