諦めるには値しない
陶太「‥ごめん、日向くん。
日向くんに迷惑かけるつもりは
なかったんだ。でも‥」
珀斗「ふざけんじゃねぇよ!」
否定しない。
それがトタの答えだった。
真山「怒る事じゃないだろ!
陶太は別にお前にどうこうって
話じゃないんだし、今まで通り‥」
珀斗「お前、知ってたのか?」
真山「ああ。」
珀斗「今まで通りだ?
出来る訳ねぇだろ!気持ち悪ぃ。
そんな奴と一緒にいると思うだけで
吐き気がする!」
真山「日向!どこへ行く?」
珀斗「関係ねぇだろ!!」
俺は桜ヶ丘高校を飛び出し
また行く当てもなく歩き続けた。