諦めるには値しない

真山「‥俺も同じだ。
1人でいた方が気楽だった。
悩む事なんてなかったしな。」

珀斗「ふざけんなよ、気持ち悪ぃ。
そう思うのにその言葉だけじゃ
片付けられなくて‥昔なら
そんな奴一発殴って、はい終了。
もう二度と関わるなってそう
言ってたんだろうけど‥なんつーかさ
よく分かんねぇけど、トタには
そんな事言えないんだよ。」

真山「俺たちは今
2つの問題を抱えてる。」

珀斗「2つの問題?」

真山「陶太とお前って言ったら
日向は怒るだろうけど、その問題と
昴自身の問題。今、俺たちが
向かい合わなきゃならねぇ問題は2つだ。」

珀斗「だから、何だよ?」

真山は俺の方は見ずに
海ばかり眺めていた。
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