諦めるには値しない
珀斗「お前は最強のSFとか
言われてる割には
3ポイントシュートが下手すぎる。
だから、その場面でシュートが
回ってきたら真山にパスしろ。」
昴「はぁ?」
珀斗「真山がもしもシュートを外したら
リバウンドはお前が取れ。
お前の事をけなしてる訳じゃない。
だけど、本気で勝ちたいのなら
俺はそうするべきだと思う。」
昴「俺を誰だと思ってるんだよ。
決めてやるよ。3ポイントシュート。」
真山「今のお前なら決まるだろうな。」
真山は不敵な笑みを浮かべながら
俺の肩を一つポンっと叩いた。