諦めるには値しない
~昴side~
自分の方から教官室に呼び出したくせに
ザビエルは俺の顔を見るなりため息をついた。
昴「ザビエル、話って何だよ?」
北山「私の名前は北山だ。」
昴「いちいち細けぇ奴だな。」
北山「芹沢くん。
君、本当に卒業する気あるの?」
昴「なかったら、とっくの昔に
こんなクソ学校辞めてるよ。」
北山「だったらもう少し
真面目になってもらわないと。
この間の実力テスト
すっぽかしたでしょ?
追試して補習を受けるか内申点を
上げないと卒業も危ういよ。」