諦めるには値しない
~陶太side~
準決勝の試合で僕たちは
強豪校に勝つ事が出来た。
昴「何、黄昏れてんだよ。」
陶太「何か、信じられなくてさ。
3日後が予選大会の決勝だなんて。
僕たちの夢に近付いてると思うと
嬉しいはずなのに怖くてさ。
真山くんもいない状況でここまで
勝ち進めるとは思ってなかったから。
何か‥何てゆうか、震えが止まらないんだ。」
昴「てめぇが言ったんだろうが。
真山の帰ってくる場所を守ろうって。」
陶太「そうなんだけど、本当に
ここまで来られるとは
思ってなかったから。
弱小部だった僕たちがまさか
ここまで勝ち進むとは思ってなかった。
一番驚いてるのは僕なんだ。」