諦めるには値しない

~真山side~


翌日、俺は北山と共に
部活に顔を出した。

北山「真山の無罪が証明された。
決勝戦にも出られる事になった。
だから、お前たちは‥。」

珀斗「おい、昴はどうしたんだよ?」

北山「芹沢は昨日、退学届を出した。」

真山「辞めたってどうゆう事だよ?」

分かっていた。
昴がそうする事くらい。

北山「芹沢は昨日、暴力事件を起こした。
幸い、警察沙汰にはならなかったが
それがあいつなりのケジメなんじゃないか?」

真山「あいつは何もケジメを
つけなきゃならねぇ事は
起こしてねぇだろ!」
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