諦めるには値しない

宮内「初めからそんな事考えてねぇよ。
俺は今日この日のために
ここまで勝ち続けてきた。
てめぇ等に復讐するために
てめぇ等のせいで将来を
ぶち壊しにされた佑樹の仇を
討つために今ここにいるんだ。
試合なんて糞食らえじゃ!」

昴「だったら俺が相手になってやる。
てめえらの相手は俺だけだ。
他の奴に手出してみろ?
ここにいる全員の人生
ぶち壊しに行くからな。
俺はしつけぇからよ。
地獄の果てまで追いかけるからな。」

河東「さすが、かっこいいねぇ。
月島中の番長さんはよぅ!
まずは、宮内が相手だ。行け。」

昴「かかってこいよ。
全部、受け止めてやっからよ!」

陶太「芹沢くん!!」

後数センチという所で
そのパンチを真山くんは手で受け止めた。

真山「不良の風上にも
置けん野郎じゃの。」

宮内「はぁ?」

真山「われには仲間を想う
気持ちっつーのがないんか?」

宮内「何度も言ってるだろ?
俺は佑樹のために‥」
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