諦めるには値しない

真山「じゃけぇ、どう責任
取るつもりなんじゃ?
乱闘騒ぎ起こしといて
知りませんじゃ済まんじゃろ?」

その責任の取り方を。
芹沢くんのハッピーエンドを。

昴「お前はどうすんじゃ?」

真山「じゃけぇ、俺が· · ·」

でも、僕は嫌だ。
真山くんが犠牲になるなんて。

今回の事で試合に出られないのなら
それは仕方のない事だと思った。

陶太「ダメだよ!真山くん。
今日の事は僕たち皆の問題だから。
もう犠牲になるのは辞めてよ。」

真山「お前は何も分かっとらん!
度胸の欠片も無いような人間が
俺に指図するなんぞ10年早ぇわ。
お前らは知らんぷりしとけばええんじゃ。
俺ん事は放っておけばええんじゃ!」

だけど、その想いは皆、同じだった。

庄司「かっこいいっすね。
真山さんはやっぱりかっこいいっす。
だけど、今ここで試合に行ったって
俺たちは勝てないですよ。」

真山「何でじゃ?」
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