諦めるには値しない
~陶太side~
北山先生は本当にいい先生だ。
僕たちの事を‥問題ばかり
起こす芹沢くんたちのことを
庇ってくれるのだから。
監督「こんな奴らを庇うだなんて
本当に北山先生は人が変わったんですね。」
北山「次第に変わっていく
この子達を見てたらね、いつしか
私も変わってみたくなったんですよ。
私もこの子達に救われた人間の1人です。」
それでも尚、その先生は
厳しい視線を僕たちに向けていた。
そんな状況を救おうとしてくれたのは
さっきまで敵対していた宮内くんだった。
宮内「青柳監督!」
監督「どうした?宮内。」
宮内「お願いがあります!
俺たちは桃員高校と試合がしたいです!」
監督「試合なんてしなくても
こちらの勝ちは決まっている。
こいつらは試合前に喧嘩を
するような奴らなんだぞ!」