諦めるには値しない
連合会「しかし、桃員高校は
過去に何度も警察の世話になってます。
このまま出場を許す訳には‥」
理事長「宮内くんと言ったかね?」
宮内「はい。」
理事長「君は桃員高校の真山くんに
殴られたそうだが、事実なのかい?」
宮内「いえ。事実ではありません!
あの日、青柳監督の厳しい特訓に
疲れた俺は駅のホームの階段を
踏み外してしまったんです。」
理事長「そうかい。君は
桃員高校との試合を望んでいるんだね?」
宮内「はい!予定通りこのまま
桃員高校と戦いたいです。」
理事長「芹沢くん、何か言いたい事は?」
不動くんのお父さんは
芹沢くんに視線を向けた。