諦めるには値しない

昴「なぁ、珀斗。
今のお前は熱中出来てるか?」

珀斗「何それ?」

昴「今の俺は何かに
熱中出来てねぇ。」

珀斗「え?」

昴のその表情がほんの少し
俺を不安にさせる。

昴「暑苦しいよなあ。
誰も彼も。部活なんて
何が楽しいんだか。」

でも、すぐにいつも通りの昴に
戻ったから気にならなかった。

昴「何すっかなー、今日は。」
< 63 / 582 >

この作品をシェア

pagetop