諦めるには値しない
昴「わざわざこんな場所まで
喧嘩売りに来るから
どんな強者かと思ったら
ヘナチョコすぎて話にならねぇな。
俺に喧嘩売るならな、もうちっと
強くなってから出直してこい。
珀斗、庄司。行くぞ!」
俺たちの毎日は大体いつもこんな感じだ。
行きたい時間に学校へ行き
この場所に集まってはサボり
喧嘩してゲーセンで遊んで
不良と呼ばれる奴らのやりそうな事は
全てやり尽くした。
昴「もっと強ぇ奴はいねぇのかよ!」
やりたい事をやりたいように
やっているのに何故だか俺は
いつもイライラしていた。
その理由は分からない。