諦めるには値しない

~昴side~


次の日、俺は久しぶりに
バッシュに足を通した。
床をキュッキュッと鳴らすと
一瞬にしてあの頃の記憶が蘇ってくる。

驚いたな。何で俺こんなにも
ワクワクしてるんだろう。

ーガチャ

陶太「芹沢くん、早いね。」

昴「ああ、午後からの授業には
出てねぇからな。」

陶太「それでも部活には来てくれるんだ。」
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