諦めるには値しない

呑気な庄司は今、俺が
一番聞きたくない話題を持ち出し
一人で盛り上がっていた。

庄司「やっぱり昴にぃは俺の神っす。
喧嘩も強ぇしスポーツも出来る。
もう完璧っすよね!」

珀斗「悪いんだけどさ、庄司。
今はその話題‥」

不良「芹沢ーー!!」

俺がそう言いかけた時
後ろから嫌な声が聞こえる。

庄司「珀斗さん!
やばいっすよ!
あいつら飯島高の奴らっす!」
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