諦めるには値しない

勝ち負けがどうかは分からない。
それでも、20人相手に
2人で戦ったにしては上出来だった。

不良「芹沢がいねぇと話にならねぇな。
てめぇらだけじゃ何にもできねぇのかよ。」

でも、ここに昴がいれば
絶対に勝てる喧嘩だった。
痛感するほど全身に
様々な痛みが広がってくる。

珀斗「庄司、大丈夫か?」

庄司「まあ、なんとか。
珀斗さんは大丈夫っすか?」
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