花瓶─狂気の恋─
『ごめん。今は誰にも会わずに一人でいたい。後、麻紀さん達はあの後どうなったの?』
『うん、分かった。落ち着いたらいつでも連絡してね。
あの人達ならすぐに早退して自宅謹慎になったらしいよ。』
『ありがとう晶子。また連絡する。』
そんなメッセージのやり取りを終えると、真帆はすぐに私服へと着替えて雫に連絡をした。
報復には相手が自宅にいなくては始まらない。
真帆は着替え終わると、親にバレないように家を出ていった。