彼氏が最近かまってくれないので、彼女反撃を開始します

それからもう1度合図を出すと、耳元であることを伝えた。

「いい？このままだとバレーに影響しちゃう。だから＿」

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練習終了後、とっくの前に着替えを済ませた私は1人でに体育館の扉に夜風を受けながら、もたれ掛かっていた。

何故こうしているかって？美也子がこうしろって言ったから。

彼女の言葉を思い出している時だ、体育館の電気が消え、扉から誰かが出てきた。

まぁ、誰かと言わずとも人物は予想できているけどね。

出てきた人物は扉にもたれかかっている私に気づくと、じっと見つめたまま固まった。
しっかもすごい目を見開いたまま。

「...美穂」

小さな声で名前を呼んだかと思えば、静かに視線を外した。
そう、扉から出てきた人物とは智樹のことだ。