先輩の隣は私がいい。
『どうかしましたか?』


困っていると、後ろから流暢な英語がきこえて

私はぱっと振り返った。


『あっ、春からこの大学に通うものなんでしけど…。』

『あぁ、新入生ですか。管理人さん、さっきまでいたんだけど…、どこ行ったんだろ。』


背が高くって、目の色が綺麗なブルーその男の人は

周りをきょろきょろ見渡した。
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